先日、TBSテレビの報道番組「NEWS23」が、お米の価格高騰がフードバンクの活動に深刻な影響を与えていると伝えていました。育ち盛りの子どもを抱える母親は自分の食事を1日2回に減らしているとのレポートもありました。他の報道でも、子ども食堂の中には、お米を確保できずに活動を中止、または食事のメニューをご飯からパンや麺類に変えざるを得ないところもあると聞きます。
私たちソスペーゾ多摩は企業、個人から昨年来、寄贈されたお米の在庫がまだ残っており、量を抑えつつ各家庭に配り続けています。比較的恵まれた環境にあり、今も相当の無理をして寄贈を続けてくださる企業、個人の方に支えられ、感謝するばかりです。
新米が出回る今年11月ごろには価格がやや下がるとの観測もありますが、以前の価格に戻るのは無理でしょう。私たちも、これまで同様に寄贈を受けるのは難しく、いずれお米の配布がゼロという日が来るのを覚悟しています。(有道)