2025/09/07

涼菓を味わう

  ある有名菓子製造会社から大量の涼菓を寄贈いただきました。冷やして、さわやかな食感を楽しむフルーツゼリーと葛(くず)菓子。贈答用の高級品です。

 やむを得ない事情で販売キャンセルとなり、無償で私たちフードバンクに提供してくれました。これだけ大量の和菓子の寄贈を受けるのは、ソスペーゾ多摩では初めてのこと。子どもたちも、あまり口にしたことがない高級菓子に大喜びでした。

 誠にありがたく、深く御礼申し上げます。

 数量に余裕があったので、今回はいつも野菜、果物など食品の提供でお世話になっている企業、団体の皆さんにもお分けし、こちらも大変喜んでいただきました。

 荷物が届いたのは先週の月曜日。小型段ボール(6kg詰め)が計850個余り。6トントラックにほぼ満載で、積み下ろし作業には私たちメンバー4人が参加しました。

 荷物はフォークリフトで運べるようパレットに積載されていましたが、零細フードバンクのソスペーゾ多摩はもちろんフォークリフトなど持っていません。トラック運転手さんから手渡された段ボール箱を、徒歩と台車で一つ一つ倉庫に運び込む「人力作業」となりました。

 こうした力仕事に慣れているプロの人たちはともかく、私たちはまったくの素人集団。しかも当日の東京は最高気温37度、熱中症警戒アラートが発令されるほどの猛暑で、最初は「どうなることやら」と心配でした。

 案の定、作業半ばで高齢のトラック運転手さんがダウン、座り込んでしまう事態に。私たちも汗びっしょりで、水分補給、休憩を挟む熱中症対策を十分とりながらの作業でしたが、開始から3時間、なんとか全量を倉庫内に運び込みました。

 終わった時は、さすがに全員が地べたにヘタり込んでいました。

 私たちはいずれも中高年のボランティアですが、だれ一人として音を上げず。どこにこのようなパワーがあるのかと思うほどで、意気込みが違いました。

 メンバーの一人が言うには「寄贈してくれた方々の善意にこたえたい」「子どもたちに喜んでもらいたい」

 それぞれ熱い想いがあるのですね。お疲れさまでした。 (有道)